PEラインの選び方について

ひとりごと

外は大荒れの天気。

だんだん釣りに行ける機会も少なくなってきました(´Д⊂グスン

こんな日は釣りのお勉強でも・・・

「年末に釣り道具を新調する!」なんていう人も少なくないはずです。

今回はPEラインの選び方について村岡昌憲さんがYouTubeで解説していたのでざっくりまとめて紹介したいと思います。

PEラインは魚と自分とつなぐ生命線。これを見ることで自分のタックルバランスの見直しやルアーのロストもきっと減るはずです。

良いラインとは(・・?

ズバリ良いラインとは安心感と信頼

安心感

安心感といえばラインの強度。

ご存じの通りラインの強さは太さで決まります。ラインの太さはタックルセッティングで決まりますが、それは釣りたい対象魚でラインの太さが決まってくるのでまた別の話・・・

ラインの強度は強いに越したことはないのですが、例えばPE1号を選んだ場合でもメーカーによって強度が異なります。

例えば・・・

東レ シーバスPEパワーゲーム 1号18ポンド

シマノ ピットブル8+ 1号23.1ポンド

同じ号数でも強度が違いますね(・・?

実はここにメーカーの闇があるそうです・・・

実はこの表記にはMAX表記アベレージ表記で書いてあります。

これはラインの強度をテストするときの最大値と平均値。(JIS規格による標準的な試験法でテストしているそうです)

MAX=何回かテストして切れた時の最大の重さ。

アベレージ=何回かテストして切れた重さの平均。

みなさん。タックルセッティングをするときどちらを基準に選びますか(・0・?

MAX表記23.1ポンドの場合。10.5キロまで大丈夫という意味だと思いますが、8キロで切れているかもしれないし、7キロで切れているかもしれない・・・。粗悪品の場合はもっとバラつきがあるかもしれません。

MAX表記だとちょっと不安ですね・・・

有名なラインメーカーを見てみると、

サンライン MAX表記。

シーガー MAXとアベレージ表記

東レ アベレージ表記

ユニチカ MAX表記

剛戦 MAX表記

DUEL MAX表記

VARIVAS MAX表記

シマノ MAX表記

ダイワ(モアザン) アベレージ表記

とMAX表記が多いのが現状のようです。

ユーザーとしては表記をよく見て買わないと、ついつい数値が大きい物を買ってしまうはずです。

シーガー、東レ、ダイワ(一部)がアベレージ表記されていますが、どちらがユーザーの立場に立ったメーカーでしょうか?

村岡さんはミニマム(最小)値での表記にしてもらいたいそうです。

最低でも全部のメーカーがアベレージ表記になってほしいですね!

各メーカーのサイトを見ると詳細が乗っている場合もありますので、そちらも参考にするのもいいですね!

そのためには我々ユーザーが正しいラインの選び方をしていくことが必要です(^^)

信頼感

信頼感と言えばラインの太さ。

PEラインは編み糸なので厳密には太さはわからないラインです。ナイロンやフロロは太さの規格が決まっていますが、PEは測るとつぶれてしまうのであくまで見かけ上の太さです。なので日本釣用品工業会の釣り糸部会ではデニール値(9000mをまとめた重さ)で号数を決めているそうです。

なので同じPE1号でも太さがバラバラ・・・

「行けぜよ」のブログに電子顕微鏡で見た太さの比較が乗っています!↓

8ブレイドPEライン徹底比較するために大量買いして後悔した説 | 行けぜよ (xn--vckyci3cyb7g.xyz)

同じ1号でも違うものですね・・・

例えばPE1号で20ポンドとPE1号で18ポンドの耐荷があるとすると、当然20ポンドの方がいいですが、20ポンドの方が太かったら性能は一緒になります。

細い方が飛距離が出たり、水や風の流しがうまくできるので、釣りやすいのは断然細い方です。

太さを測るのにデニール値しかないのはわかりますが、判断基準がない!!

これだと、リールに糸を巻くときPE1号が300m巻けると書いてあるのに、実際PE1号300mの糸を巻いてみると余ってしまう・・・なんてことが起こってしまいます。

これって本当に1号なの?って疑問に思いませんか?

一つ基準を求めるとしたら・・・

日本釣用品工業会に釣り糸JAFS基準遵守企業を選ぶ。

~ 釣糸JAFS基準遵守企業一覧 ~ (jaftma.or.jp)

ここに参加しているメーカーはこのバラつきをなんとか統一させたいと頑張っているメーカーのようです。

但し、この一覧に名前を連ねている企業でも太さにバラつきは多いとの事。(強度はある程度一定だそうです)

ここ数年、有名企業以外のラインメーカーの安価なラインが流通しています。このラインに太さのバラつきが非常に多いとの事。

なぜバラつきが生まれるのか・・・

ラインを作る工程では一気に何十万メートルといった具合で作るらしいのですが、編込機が安定してバラつきが少ない糸が作られるのは全体の真ん中部分だけだそうです。

最初と最後に作られた糸は太さや性能にばらつきが多く、一流メーカーは使わないそうです。

ですが、昨今の価格競争の中で一流メーカーが使わなかったラインを売るメーカーが出てきたとの事。もちろん一流メーカーが作っているラインなので品質はいいのですが、強度にバラつきが多く、大物釣りや根掛かりした時、思いもよらない所で切れてしまうなんてことがあります。

但し・・・一流メーカーでも廉価版としてそういう糸を売っている場合があるそうです。

まとめ

ラインを選ぶときの注意点。

強度は平均値で選ぶようにする!

太さは日釣工に参加しているメーカーから選ぶ!

といった具合で選んでいくということが重要。という事でした。

正直自分はこだわりはなく、安い物ばかり買っているような気がします。

最近はルアーを無くしたくないとの思いから糸選びにも慎重になりました。

村岡昌憲さんのYouTubeを見て目からウロコな事ばかりで大変勉強になりました。今後の参考にしたいと思います。

もっと詳しく知りたいという方はこちらのURLからYouTubeを見てみてください。

失敗しないPEラインの選び方!を徹底解説 – YouTube

紹介したほかにコーティングの話もしていますよ!(^^)!

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