釣り場であったちょっと怖い話②

ひとりごと

先週は風邪を引いて寝込んでいました(;^_^A

私の住んでいる山形県の冬は、時化が続いてほとんど釣りができる状況ではありません(´;ω;`)

釣果報告もできないので、ちょっとした恐怖体験をお話しします。

15年くらい前の秋の夜、友達数人と待ち合わせをし、アオリイカを釣りに行きました。

なかなか釣れずに移動を繰り返しましたが、夜も遅くなってきたので次の場所で最後にしようということで、イカ釣りで有名なある港に着きました。

港の周りには常夜灯があり、よく澄んで海の底が良く見えます。

周りを見渡すと、おじさんが一人で餌釣りをしていました。

最初は友達と隣りで釣りをしていましたが、なかなか釣れず、移動しながら釣りをしていると、とうとう一人になりました。

向こうでは、友達がイカを釣ったようでワイワイ騒いでいます。

「いいなあ」と思いつつ、ベイト(小魚)でもいないかと海底を見ると・・・

白い人型のシルエットが目に留まりました。

「あれっ!? つなぎ服?」

最初はゴミがたまたま人型に見えただけかと思いましたが明らかに違います。

白いシルエットが大の字になって沈んでいました。

まさか!と思い、ヘッドライトつけて足元から頭部らしき部分にライトを照らし合わせました。

黒い球体が波に合わせてゆらゆら動いていたので海藻かと思いましたが、明らかに違和感がありました。

よく見ると、口と思われる部分に白い歯が並んでいるのが見えます。

さすがに一人では不安になり友達を呼びに行きました!

「ちょっと!あれ人じゃない!?」

友達も半信半疑でしたがそれを見た瞬間、違和感に気づいたようです。

「・・・ぽいね」

4人で釣りに行っていたので全員に確認してもらい、さらに餌釣りをしていたおじさんも巻き込んで確認してもらいました。(今思えば迷惑だったかも・・・)

警察に電話しようということになり、おじさんが警察に電話をしてくれました。

30分くらいして黒いワゴンとパトカーが港に到着しました。

警察官6人くらいが車からおりてきて、現場に向かってきます。

現場きて海底をのぞき込むと、一人の警察官が、「ダッチじゃない?ダッチ!」

と言ったので、最初は何言ってるかわかりませんでしたが、すぐピンときました!

「ダッチワイフかよっ!!」さすが警察は慣れたもんだと感心しましたが、

さすがにそれは・・・とも思いました。

すると急に辺りが明るくなりました。

警察が持ってきたライトの明かりです。何ルーメンあるのか、本当に昼間みたく明るくなったのを覚えています。

それを海底に沈めてみましたが、判別はつかないとのことでした。

もう夜も遅いので明るくなってから、潜って確認するということになりました。

「第一発見者の方」と言われ発見までの経緯と住所と連絡先を聞かれ、沈んでいるものが、人でも人じゃなくても連絡すると言われました。

帰路についたのは夜中の2時です。

家に帰って寝ようとしましたが、なかなか寝付けませんでした。

それから何日か経ちましたが、警察からは何も連絡はありません。

さらに2ヶ月くらい経った年末、イカ釣りに行ったメンバーで合コンしようということになりました。

4対4の合コンで自己紹介から始まり、楽しい時間が過ぎていき、次第に趣味の話になりました。

もちろん釣りの話になって、イカ釣りでいろいろな港で釣りをしている事を話しました。

そこで一人の女の子が、自分が住んでいる近くの港で水死体が上がったと言い出しました。

「えっ!?」

一同騒然とします。

「それってもしかして〇〇港?」

「そう!そう!」

なんとその子は、2カ月前にあの事件がおきた港の近くに住んでいる子だったのです。

詳しく話を聞いてみると

村の寄り合いで集まってお酒を飲んだ後

「船を見に行く。」といったおじいさんが、そのまま帰ってこなくて行方不明になっていたそうです。

それが最近見つかった!との事でした。

警察からではなく、まさかこんな形で結果を聞かされるとはなんという偶然だろう思いました。

それにしても警察の対応と「ダッチワイフ」といった警察官は何だったのでしょうか・・・。

以上ちょっと怖い話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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